ハーブのお酒を作ってみよう
ハーブ酒はウォッカや焼酎、ホワイトリカーなどにハーブを漬け込んで熟成させたお酒のことです。
ハーブには様々な成分が含まれていることはご存じの方も多いかと思いますが、ハーブティーにした場合とハーブ酒にした場合とでは成分の抽出量が違います。ハーブティーの場合は水溶性成分のみの抽出されますが、ハーブ酒の場合は、アルコールの作用で油溶性の成分も引き出すことができるのです。そのため薬理効果が高く、体内への吸収が早いので、少量でもハーブの効果を発揮できるのです。加えて、アルコールには防腐効果もあるので、一年以上の長期保存も可能になります。
ハーブの成分がたっぷり溶け込んだハーブ酒は、そのまま飲むのはもちろん、肉や魚料理のソースやドレッシングを作るとき、味付けや香り付けに使えます。紅茶やハーブティーに数滴落とせば、また違った大人の味わいを楽しめます。デザートの香りづけにも大活躍してくれます。
左:ハイビスカス酒 右:ペパーミント酒